2025年08月14日

青葉区の中古戸建の売却事例をご紹介します

ご売却までの背景

ご依頼いただいた売主様は、青葉区ご出身でしたが県外に長く住んでいらっしゃる60代の方でした。
ご実家が青葉区にあり、デイサービスに通うお母様がお一人で暮らしていらっしゃる築40年の木造の戸建てを、そろそろ売却したいとご依頼いただきました。

査定のため訪問し初めてお会いした時に「ここは私が両親にプレゼントした家なんです」と、これまでの経緯や売却を決めるまでのお話を聞かせていただきました。売主様の住む県外の住居でお母様も一緒に暮らすことになったため、半年以内に売却したいとのご要望でした。
ご家族にとって大事な場所を預かるんだなと、気を引き締めたことを覚えています。  

その日は建物内外を確認させていただき、区役所やネット等で詳細を確認後、会社に戻って査定を行いました。査定では物件そのものの状態や立地をもとに価格を算出しますが、法令制限や周辺の成約事例、市場の動向なども参考にします。
後日、査定書を持って売主様のところへ伺い、査定額やその根拠を丁寧にご説明し、「売り出し価格」を一緒に決めました。 

売却までの流れ

売り出し価格が決まったので、売主様と媒介契約を結び、売却活動を開始しました。
まず、REINS(レインズ)という不動産流通標準情報システムに物件情報を登録し、ポータルサイトや弊社のホームページを活用して広告活動をスタート。さらに中古物件や住宅用地をお探しの方にご紹介させていただきました。

ご要望の期間内に、できるだけ高く売却するためにどのような活動を行えばよいかとこれまでの経験をもとに試行錯誤・・・。広告の手段を増やしたり、現地周辺を探索しながら物件のアピールポイントを探したりと、売主様のご希望に応えられるようにコツコツ活動を続けました。

一般のお客様のお問合せがあったのですが、敷地が260㎡と一般住宅用地としては少し広めの物件だったため、すぐには決まらない状況でした。
そこで県内の建売業者さんへご紹介したところ、購入希望のご連絡をいただきました。

購入のご条件について調整したところ、売主様もご納得されてご契約へ進むことになりました。売り出してから3週間後のことでした。

売主様はご希望の価格に近い価格で決まったので、ホッとされたご様子でした。

今回の売却のポイント

今回の事例は、中古住宅のご売却でしたが「土地」としても売却する方向で進めたケースです。
建物としてもまだ使用できる状態ではありましたが、建物を解体して土地として購入したい方もいらっしゃることを想定し、売主様と事前に話し合って販売活動を行ったため、予想より早く買主様が見つかりました。

260㎡と一般的な一戸建てとして広い敷地でしたが、
 
 ● 敷地内に2棟建てられるという建売業者様にとってはメリットとなる広さだった
 

 ● 
角地だったため、2棟建てても入り口が作りやすいということでご購入がスムーズに決まった 

ということが早く売却できたポイントです。 
 
今回は「現状渡し」でのご契約でしたので建物は買主様の方で解体されるのですが、室内や庭の不用品は売主様が撤去されることになっていました。不用品の処分作業は売主様の負担になることが多いのですが、弊社で処分業者さんの手配を行い、スムーズに対応できたので「不用品の処分をどうしようと悩んでいたので本当に助かりました」と大変喜んでいただきました。

「建物が古いから売れるかな」「荷物は全部処分しないと売りに出せないのかな」など気になることが多いかと思いますが 、お客様のご状況やご希望に合わせてお応えしますのでどうぞお気軽にご相談ください。
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